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飲食店における油煙除去装置|近隣トラブルと火災を防ぐ選び方

「排気口から出る白煙で、近隣マンションから苦情が来てしまった」

「ダクトの継ぎ目から油が漏れてきて、衛生面や火災が心配」

焼肉店や焼き鳥店、中華料理店など、調理時に大量の「煙」と「油」が発生する飲食店にとって、排気対策は避けて通れない重大な経営課題です。

単に強力な換気扇を回して店内の空気を入れ替えるだけでは、濃い油煙や強烈なニオイがそのまま店外へ拡散され、近隣トラブルの火種となります。また、見えないダクト内部に蓄積した油汚れは、いつ発火してもおかしくない爆弾のようなものです。

そこで必要となるのが、排気中の油分や煙を確実に取り除く「油煙除去装置」です。

本記事では、飲食店のオーナー様や開業予定の方に向けて、油煙除去装置を導入すべき理由や、各方式(フィルタ・水・電気)の違い、そして失敗しない選び方について解説します。

飲食店が「油煙除去装置」を導入すべき3つの理由

なぜ、高額なコストをかけてまで専用の除去装置が必要なのでしょうか。「換気さえできればいい」という考えは、現代の店舗運営においては非常に高いリスクを伴います。

近隣トラブル(煙・ニオイ苦情)の回避

都市部や住宅街に近いエリアでは、排気口から出る「モクモクとした白い煙(白煙)」や、風に乗って漂う「調理臭」が最大のクレーム要因になります。

特に焼肉や焼き鳥の煙には、細かい油の粒子が含まれており、これが洗濯物に付着したり、部屋の中に入り込んだりすることで、近隣住民の生活を脅かします。

「ニオイがひどくて窓が開けられない」という苦情が役所に寄せられ、行政指導が入ったり、最悪の場合は訴訟や営業停止に追い込まれたりするケースも少なくありません。地域で長く営業するためには、排気をクリーンにすることが最低限のマナーであり、防衛策でもあります。

ダクト火災の防止

油煙除去装置を通さずに排気を行っていると、気化した油分が冷えて液状に戻り、排気ダクトの内側にびっしりと付着します。

この状態で、調理中に上がった火柱や炭火の火の粉がダクト内に吸い込まれるとどうなるでしょうか。堆積した油に着火し、ダクト内部が一瞬にして火の海となる「ダクト火災」を引き起こします。

ダクト火災は天井裏などの見えない場所で進行するため発見が遅れやすく、建物全体を巻き込む大惨事になりかねません。ダクトに入る前段階で、油煙を除去装置にて取り除くことは、最も効果的な防火対策なのです。

店舗設備の保護と清掃コスト削減

油を含んだ排気は、排気ファン(シロッコファン)や外壁、屋上を汚します。

ファンに油汚れが固着すると、バランスが崩れて異音や振動が発生したり、故障して排気能力が落ちたりします。また、外壁が油で黒ずんでいる店は、お客様に不衛生な印象を与えてしまいます。

油煙除去装置を導入することで、これらの設備の汚れを防ぎ、寿命を延ばすことができます。結果として、高所作業を伴うダクト清掃や外壁清掃の頻度を減らし、ランニングコストを削減するメリットも生まれます。

油煙除去装置の主な種類とメリット・デメリット

一口に「油煙除去装置」と言っても、その仕組みは様々です。市場で主流となっている3つの方式について、それぞれの特徴とメリット・デメリットを整理しました。

方式仕組みメリットデメリット
フィルタ方式
(グリスフィルタ等)
金属製の網やフィルタで物理的に油煙を捕集する。・初期導入コストが安い
・設置スペースが小さい
・煙(白煙)は素通りする
・目詰まりしやすく、頻繁な洗浄が必要
湿式スクラバー
(水洗浄)
水のシャワーを排気に吹き付けて、煙や油を落とす。・火の粉対策に強い
・水溶性のニオイもある程度取れる
・給排水設備が必要で工事が大掛かり
・排水処理やメンテナンスが大変
電気集塵方式
(静電気)
高電圧をかけて煙や油の粒子を帯電させ、吸着する。・微細な白煙まで強力に除去
・目詰まりしにくく風量を維持
・ランニングコストが低い
・初期導入コストが比較的高め
・定期的なメンテナンス契約が必要

フィルタ方式(グリスフィルタ等)

多くの飲食店の排気フードに付いているのがこのタイプです。

安価で手軽ですが、あくまで「大きな油滴」を取るのが目的であり、煙のように細かい粒子(0.1μm〜1μm)は網目を通り抜けてしまいます。そのため、白煙対策としては不十分です。

また、すぐに油でギトギトになり、こまめに洗わないと目詰まりして排気が悪くなり、店内が煙たくなる原因になります。

湿式スクラバー方式(水洗浄)

水を大量に使って煙を洗い落とす方式です。

水がフィルタ代わりになるため、炭火焼き店など火の粉が飛びやすい現場では、防火対策として有効です。

しかし、水を循環させるポンプや配管が必要で装置が大型化しやすく、設置スペースが必要です。また、油を含んだ排水を処理するためのグリストラップ管理など、維持管理の手間がかかる点がネックとなります。

電気集塵方式(静電気)

静電気の力(クーロン力)を利用して、目に見えない微細な粒子まで引き寄せるように吸着させる方式です。

排気中の白煙(オイルミスト)を最大90%以上除去できる性能を持つものが多く、近隣への煙対策としては最も効果的です。

物理的な「目」がないため目詰まりしにくく、安定した排気風量を維持できるのも大きな特徴です。焼肉店や焼き鳥店など、煙の量が多い重飲食店の主流となりつつあります。

失敗しない油煙除去装置の選び方

機種選定で後悔しないために、導入前に必ず確認すべきチェックポイントを3つ挙げます。

「白煙」が消える除去効率があるか

「油煙除去率〇〇%」というカタログ数値だけでなく、それが「どのくらいの大きさの粒子」に対する性能なのかを確認しましょう。

目に見える白煙の正体は、直径1μm(マイクロメートル)前後の微細な粒子です。これを捕集できなければ、いくら装置をつけても排気口から煙が出続けます。

「白煙対策には電気集塵機が必須」と言われるのは、この微細粒子を捕集できる唯一の方式だからです。導入事例の写真や動画を見て、実際に煙が消えているかを確認することをおすすめします。

メンテナンスの頻度と容易さ

油煙除去装置は、「汚れを取る装置」である以上、必ず内部に汚れが溜まります。メンテナンスフリーの装置は存在しません。

重要なのは、「誰が、どのくらいの頻度でやるか」です。

「毎日スタッフがフィルタを外して洗う」必要があるのか、「数ヶ月に1回、メーカーの専門業者が来てくれる」のか。

忙しい現場スタッフに清掃を任せると、どうしても後回しになりがちで、結果として機能不全に陥るケースが多々あります。メンテナンス契約が充実しているメーカーを選ぶのが、長く使い続けるための秘訣です。

ニオイ対策(脱臭機能)との組み合わせ

よくある誤解ですが、油煙除去装置(電気集塵機など)だけでは、調理の「ニオイ」を完全に消すことはできません。

煙(粒子)は取れても、ニオイ(ガス状物質)は通り抜けてしまうからです。

そのため、近隣対策を完璧にするなら、油煙除去装置の後段に「脱臭装置(活性炭や中和消臭剤など)」を組み合わせられるかどうかが重要です。

煙とニオイ、両方をトータルで解決できる提案力のあるメーカーを選びましょう。

飲食店の煙・ニオイ・火災対策なら「リドエアートルネックス」

焼肉、焼き鳥、中華など、ハードな油煙が発生する現場で多くの導入実績を持つのが、トルネックスの油煙除去装置「リドエアートルネックス」です。

なぜプロの飲食店経営者に選ばれているのか、その理由を3つのポイントで紹介します。

白煙を最大97%カットする「電子式集塵フィルタ」

リドエアートルネックスは、一般的なフィルタでは素通りしてしまう0.01μmレベルの極小の油煙粒子まで、電気の力で強力に吸着します。

その集塵効率は最大97%(※重量法による測定)。

排気口から出る白煙をほぼ視認できないレベルまでカットできるため、「導入した翌日から近隣の苦情が止んだ」という声も多く寄せられています。

ダクト内部への油の侵入も防ぐため、ダクト火災のリスクも大幅に低減します。

目詰まりなしで吸引力をキープ

焼肉店などでよくある悩みが、「営業中にフィルタが詰まって吸わなくなり、店内が煙たくなる」ことです。

リドエアートルネックスの電子式集塵フィルタは、金属プレートの間隔が広く、空気がスムーズに流れる構造になっています。

油汚れがたっぷり付着しても風量が落ちにくいため、営業ピーク時でも強力な換気能力を維持し、快適な店内環境を守ります。

リドエアートルネックスの導入事例

【飲食店向け】近隣対策とクリーンな営業

  • 焼肉店(一人焼肉・バーカウンター)
    • 課題: 排気ダクトだけでは防げず、店前の道路に煙が充満し近隣から注意を受ける。
    • 対策: 以前の職場で効果を確信していた「リドエアートルネックス」を緊急設置。
    • 効果: 設置後は道路の煙が消失。近隣住民への配慮ができ、安心して営業を継続できています。

「エコゾア」で調理臭も同時に解決

煙だけでなくニオイ対策も強化したい店舗向けに、オプションの排気消臭装置「エコゾア」が用意されています。

これは、植物由来の消臭成分(フィトンチッド)を排気ダクト内に気化させて送り込み、調理臭と化学反応させて中和消臭するシステムです。

電気集塵機で「煙」を取り、エコゾアで「ニオイ」を消す。この二段構えの対策により、住宅街の真ん中でも安心して営業できるレベルの排気を実現します。

また、メンテナンスについても、全国対応の専門スタッフによる定期清掃サービス(有償)が完備されており、現場の手を煩わせることなく性能を維持できます。

まとめ

飲食店の繁盛には、美味しい料理や良いサービスはもちろんですが、近隣地域と良好な関係を築くための「環境対策」が不可欠です。

特に煙やニオイのトラブルは、一度こじれると解決が難しく、最悪の場合は営業停止のリスクさえあります。

「たかが煙」と安易に考えず、白煙とニオイを確実にカットできる高性能な油煙除去装置を導入することは、お店の信用と安全を守るための必要な投資です。

近隣に配慮し、火災の不安がないクリーンな排気環境を整えて、長く愛されるお店作りを目指しましょう。

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