株式会社歌舞伎座は、日本の伝統芸能を多くの人に楽しんでいただくため、快適な劇場環境を提供するため、1949年に設立されました。
初代の歌舞伎座は、演劇改良運動の熱心な唱導者であった福地源一郎が、自分たちの理想を実現すべき日本一の大劇場を目指し造られたもので、明治22年11月21日に開場しました。現在の歌舞伎座は第5期となりますが、第三期からの意匠の流れを踏襲、第四期の劇場外観を極力再現し平成25年2月に竣工しました。
破風屋根の飾り金物や舞台のプロセニアムアーチなどの部材を再利用する一方、建物構造や舞台機構で最新技術が取り入れられ、文化施設また高層のオフィスタワーも併設した建物として生まれ変わりました。
2020年11月に喫煙室から出てくる人に付いた臭いの改善のため、GINZA KABUKIZA地下2階木挽町広場の喫煙室の入り口にトルネックスの衣服消臭エアシャワーをご導入いただきました。
お客様インタビュー
――喫煙室を改善するきっかけを教えてください。
2020年4月に改正健康増進法が施行されましたが、開業時に喫煙室を作る時から、JTさんに相談していたので、喫煙室は改修しなくても法律の基準は満たしていました。
B2の喫煙室は、駅を利用する人や近隣の施設の人などを含め、不特定多数の方が利用するため、多い時には30名以上の方が利用することもありました。特に雨の日は外で喫煙していた方が、利用されることが多かったように思います。
そのため、喫煙者が多いときには、喫煙室からの臭いが気になるという声がありましたので、喫煙室の見直しを検討することになりました。喫煙室に入れる空気清浄機なども検討しましたが、衣服についた臭いも気になりましたので、自分でも調べてみましたが、以前より相談していたJTさんに問い合わせしたところ、トルネックスさんを紹介してもらいました。
――導入後の反響はいかがですか?
喫煙室の前室に設置することで、中和消臭剤の香りが前室内に充満していることを感じます。実際に喫煙室でタバコを吸った後にタバコを吸わない人に衣服の臭いについて聞いてみると、ヒノキの臭いがするといわれるので、効果が出ていると感じます。また、消臭装置を設置しているところに、消臭装置の説明を貼っているのですが、その説明をご覧になっていらっしゃる方もお見かけしたことがありますので、利用者の方も効果を実感されているようです。
また、新型コロナの影響で、喫煙室は人数制限をしていることもあり、以前とくらべると同時に利用する方の数が減っていることもプラスになっていると思います。